2023年菱実会総会・クラス代表会議・記念講演・懇親会の報告書

update: 2023.09.06

*下方に(1)総会、(2)クラス代表会議、(3)記念講演、(4)集合写真、(5)懇親会の様子を示した写真が掲載してあります。
 
(1)14:00~14:30 総会(理工学部第6号館2階多目的室)
 2023(令和5)年度の菱実会総会(総会・クラス代表会議・記念講演・懇親会)が、9月2日(土)約90名の参加者で、4年ぶりに対面で開催された。新型コロナの感染拡大と長期化で3年間は、Web上での開催であった。
14時より総会が始まり、穂屋下会長の挨拶後、中島啓一郎氏を議長に選出した。まず、穂屋下会長より役員報告、牧瀬副会長より2022年度の事業報告と決算報告があり承認された。今年度初めて、学部生の高津 汰耀氏が役員となった。次に、牧瀬副会長より2023年度事業案と予算案の説明があり承認された。その他として、小玉副会長より「佐賀大学同窓会への改善要求が認められなかった場合の対応について」提案があり、役員に一任とのことで決定した。
 ※菱実会ホームページに議案書を掲載
(2)14:50~16:00 菱実会クラス代表会議(理工学部第6号館2階多目的室)
 菱実会定例総会の新しいイベントとしてクラス代表会議が開催され、7名の学生(学部生4名、大学院生3名)より、大学における活動や研究等の発表があった。単なる同窓生だけの同窓会にとどまらず、在学生、卒業生、理工学部教職員、そして企業を繋ぐこともでき、大学の将来作りにも貢献できるものと期待される。各発表の持ち時間は約10分であったにもかかわらず、各発表者は各活動を分かりやすくまとめており、参加者の評判は上々でした。なお、座長は2名の学生(森山裕鷹氏、山城佑太氏)が務めた。
 ※発表内容は、菱実会Webサイトに掲載 
(3)16:10~17:10 記念講演(理工学部第6号館1階都市大講義室)
 演題:ダイヤモンド半導体デバイスの開発
 講師:嘉数 誠 佐賀大学教授
 佐賀大学理工学部の嘉数誠教授が開発した世界で初めてのダイヤモンドのパワー半導体を使った電子回路についての講演があった。ダイヤモンド半導体は、性能や耐久性に優れ、「究極の半導体」と呼ばれている。佐賀大学が作成したダイヤモンド半導体は、オンとオフの切り替えが高速ででき、世界最高の出力電力を記録している。また、エネルギー損失が低く効率が高く、長時間連続動作でも劣化がない。他の研究機関ではできなかったダイヤモンドと金属の相性の悪さを佐賀大オリジナルの技術の積み重ねで改良できた。マスコミで取り上げられていたこともあり、参加者は、興味深く話を聴いていた。講演中に、実物が回ってきて手にとって見ることができた。今後の実用化が楽しみである。
(4)17:20~17:25 記念集合写真撮影(理工学部8号館玄関前)
(5)17:40~19:30 懇親会(生協かささぎホール)
 懇親会が、牧瀬副会長の進行で、新型コロナに配慮しながら4年ぶりに開催された。まず、実行委員長の山口副会長より挨拶、その後穂屋下会長挨拶、来賓として児玉学長と豊田理工学部長の挨拶があった。渡副学長の乾杯の音頭で乾杯し、立食パーティ形式で始まった。今年は、学生や民間企業からの参加者が多く、年齢や職場の枠を超えて、交流を深めることができた。また、恒例のビンゴゲームも大いに盛り上がった。今回から現役学生が新たに加わり、活気ある懇親会であった。(文責:山口智啓)
 

(1) 総会

 

(2) クラス代表会議

 

 

 

(3) 記念講演

 

(4) 集合写真

(5) 懇親会