2019年度理工学部キャリアデザインセミナー(知能情報)を実施

update: 2020.02.10

 実施学科: 知能情報システム学科
実施年月日: 2019(令和元)年12 月5 日(木)
 実施会場: 理工学部7号館1階計算機演習室

セミナー①
 講師氏名: 蒲原 聡史 氏(1998年入・知能情報システム学科)
  就職先: 佐賀県警察
 タイトル: 私の履歴書
<話の概略、聴講学生に対する感想など>
 現職ではなく、これまで企業のソフト開発者として経験した事例を紹介し、大切に感じたキーポイントを話しました。就職活動のテクニックやアドバイスではなく、
・開発現場で働く際に社会人として重要なこと
・健康管理など仕事を続けていくために必要なこと
・常に新技術に挑むために日々学ぶことの大切さ
・景気に左右されるので常に自分を高めとくこと
など企業に入ってからの話をしました。

ミナー②
 講師氏名: 荒木 直人 氏(2011年入・知能情報システム学科)
  就職先: 株式会社SUMCO
 タイトル: OB からの報告
<話の概略、聴講学生に対する感想など>
・講師の自己紹介 略歴、在学時の研究テーマ等をお話しました。また九州以外も就職先として考えてほしいと思い、東京
での生活、魅力についてもお話しました。
・株式会社SUMCO の紹介 SUMCO の会社概要を話しました。半導体の基板となるシリコンウェーハの製造、販売を行っています。
製造のメイン拠点は佐賀県(伊万里市、佐賀市)にあります。
・システム部門の働き方、魅力 多くの会社には情報システム関連の業務(情報セキュリティ、ソフトの開発・導入等)を担うシステム部門があります。講師はSUMCO のシステム部門所属であり、具体的にシステム部門での仕事内容についてお話をしました。また情報システムの学生は就職先として、情報システム関連(ソフト開発、ネットワーク、組み込み系等)の会社を選ぶ事が多いですが、システム部門の働き方も魅力的であり、一般企業のシステム部門も就職先の候補に入れてみてはどうか、という話をしました。

担当教員の報告:
 上の二つの講演は昨年度の講演と同じ内容です。講演内容は好評であったにも関わらず、昨年度は聴講生の集まりがよくなかったため、再度の講演をお願いしました。今回は、講演を必修科目とリンクさせたため、70 名を超える聴講学生が参加しました。聴講生にはレポートの提出を義務付けました。そのレポート内容から、1 番目の講演については
・仕事を「始める理由」と「続ける理由」を考えるべき
・運動、食事、推薦を大切にする
・やれることよりも、やってみたいことを志望動機にする
などが印象に残ったとの感想が多く見受けられました。2 番目の講演については
・ SPI 対策を早めに
・ 志望動機の思いつかない会社には応募しない
などが印象に残ったようです。

(担当教員:山下 義行)